コロイド化ヨウ素とは

コロイド化ヨウ素とは

コロイド化ヨウ素は、本来劇薬であるヨウ素を水素と結合させコロイド(微粒子)化し、無毒化したヨウ素製剤が、体内に入ると新陳代謝の著しい活性化、免疫力の著しい向上により自然治癒力を引き出してくれる製品です。コロイドヨードは体内に取り込むことが出来るヨードとして、科学者の佐藤一善が世界で初めて開発に成功したヨードです。

ヨード元素について

ヨード元素は、消毒作用を持つ天然元素で、分子が大きすぎて人体に完全に取り込む事が出来ずに、体表の減菌消毒のみに使用されています。その分子のコロイド化が実現し、体内の悪性物質の撲滅が可能となったのがコロイドヨードです。私たちの体を形成する正常細胞に比べて、酸化作用の結果、出現する悪性細胞(がん細胞、悪性リンパ球細胞、ウイルス及び細胞)は全て貧欲に栄養を求めて、糖・タンパク質と統合した形態にて安定し血管内を移動し、正常細胞の20倍以上の濃度及びスピードにて悪性細胞に取り込まれます。吸収されたヨウ素は高濃度のため、ハロゲン化物質の破壊作用にて貧食した悪性細胞を死滅させることができ、この動きは悪性細胞内に対しては、コロイド化ヨウ素に含まれている微量のカリウムイオンの作用によって、細胞内の水分保有量が増し、ヨウ素が本来持つ抗酸化作用によって細胞の抗老化作用を促進します。漢方で言う補剤の作用を示し、健康を増進します。

日本では自由診療のクリニックでしか使用されていませんが、海外では注目されている治療法になります。

  • 末期を含む各種がん
  • 血管障害
  • アレルギー疾患
  • エイズを含むウイルス性疾患、細菌感染
  • 細菌感染
  • 糖尿病などの代謝低下
  • 健康保持、維持管理

各種がんは以下のとおり

胃がん 肺がん 前立腺がん リンパ腺がん 脳腫瘍 スキルス胃がん
乳がん 子宮がん 胆のうがん 肝臓がん すい臓がん 白血病
喉頭がん 皮膚がん 骨肉腫がん 大腸がん 直腸がん

〔注意事項〕
ステロイド剤の効果を低減するため、ステロイド剤によって治療している病気、肝臓病、甲状腺障害、パセドー病の有機ヨードによる治療は注意を要します。


ヨウ素とは

ヨウ素は天然に遊離の状態では存在せず海藻、海産動物中に有機化合物として含まれるほか、海水、地下鹹水(かんすい)中に微量に含まれています。日本では房総半島、新潟県の地下鹹水に集中的に偏在してます。資源の貧しいわが国が、南米のチリとともに世界に輸出できる貴重な国産資源となっております。


コロイド化ヨウ素製品の種類

内服液 予防内服液 注射・点滴液
吸入液 クリーム 点眼液

がん細胞への到着と被爆現象

がん細胞の被爆現象を解説。

  1. コロイド化ヨウ素は体内で生成される物質ではなく食事からの摂取となり、甲状腺ホルモンとしての役目を果たすと、塩となり尿に混じって排出され消費される。
  2. コロイド化ヨウ素の注射液は、注射すると約10分後には40%が甲状腺に集まる。
  3. コロイド化ヨウ素の水溶液は、飲用後約20分~40分で相当量が甲状腺に集まると思われる。
  4. コロイド化ヨウ素を常に甲状に満たすことで、血中への甲状線ホルモンの分を信んにし、 ウイルスやがんに対する甲状腺ホルモンの量を多くすることにより、タンパク質に包まれた ヨウ素は、血液中でハロゲン現象を起こすことなく物に直接送り込まれる。
  5. ホルモンの量を多くすることにより、タンパク質に包まれたヨウ素は、血液中でハロゲン現象を起こすことなく細胞に直接送り込まれる。
  6. ウイルスや癌細胞が取り込む主成分はタンパク質であることから、優先的に甲状腺ホルモンなどタンパク質に包まれたヨウ素は細胞組織に直接作用する。
  7. ウイルスやがん細胞に取り込まれた、タンパク質に包まれたミセルコロイドヨウ素が、細胞膜の核に対して被爆現象を起こすと考えられている。

コロイド化ヨウ素の特徴

  • 正常細胞を傷つけないで、がん細胞のみを死滅。
  • 三大治療との併用ができる。
  • 副作用が少ない。

コロイド化ヨウ素を開発した経緯

1811年

フランスの科学者Bernard Courtoistがヨウ素を発見、フランスのGay-Lussacが元素であることを確認。

1828年

ヨードチンキの開発。外傷の殺菌、消毒剤として利用される。

1919年

薬学の大家、牧野民蔵、千代蔵兄弟が有機ヨウ素の薬効解明と製造に成功。

1921年

牧野民蔵医学博士 無機素の有機転換技術を開発。(経口水液、カプセル油アブラ液、注射液を完成) 大きな話題となる。

1950年

広島県原爆患者救済の為、1年間治療に貢献。ヨードが放射線ホウシャセン被爆に優れた効果を示す証明となる。

1980年

佐藤一善, 米国カリフォルニア アトキン研究所で超微粒子金属コロイド化学の研究を82年までの2年間行なう。

1981年

有機ヨードの優れた薬効に注目し、独自に十数年間研究し、臨床医学に尽力した聖セイマリアンナ医科大学名誉教授飯島登医学博士は、難病患者に投与し、顕著な効果を確認し、数多くの事例を残した。その中でとくに、高血圧、動脈硬化、白血病、胃潰瘍、十二腸潰瘍、喘息、肝臓機能障害、脳障害後の回復、がん(1期・2期)、がん転移予防、認知症等。如何なる新薬も及ばない薬効が認められた。

1990年

佐藤一善 無機ヨウ素が有機ヨウ素に変換する過程の解明研究に着手し、一年程で世界初の完全解明に成功する。これにより、さらに高品質のヨード剤の開発に成功し、安定した製造技も確立。新試薬の生産開始。(経口剤、注射液)

1996年

ラットに於ける経口投与毒性試験により無毒と証明される。

2000年

緑内障、白内障 等の眼病目薬、アトピー性皮膚炎、皮膚疾患用の全身洗浄薬の開発と薬用基礎化粧品の開発を行う。

2003年

ヨウ素剤に公的臨床が無い事から、海外において臨床を始める。タイ赤十字病院でコロイドヨードの臨床を行う。

2004年

海外での臨床の驚異的な結果をもって、WHO(世界保健機構)からHIV・がんなど、あらゆる難病に対し効果が期待できるとして、全世界における臨床許可を頂く。その臨床結果により、アメリカのFDA(Food and Drug Administration 食品医薬品局)に許可申請を行う。

2005年

国内では、医師の指導のもと自由診療で難病の治療にコロイド化ヨウ素の経口飲用と注射液で、約1000名の患者の治療を行う。但し、コロイド化ヨウ素は、医薬品ではなく元素(I2)のため、医師個人の処方のもとに治験を継続。

2010年

タイ赤十字病院でHIV/エイズ罹病者の治療にコロイドヨード液エキによる経口飲用と注射液治療で、HIV/エイズ罹病者の顕著な治効果が認められる。

 

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